倉敷芸術科学大学 主催の高校生を対象にした全国規模のコミック・イラストの公募展『倉魂!高校生コミック・イラストコンクール』が初開催されました。コミックイラストはイラストレーションの分野で現在注目を集めていて、コンテストには全国各地から320点の応募がありました。
このコンクールは、倉敷芸術科学大学が、来年度 芸術学部に新たにコミックイラスト専攻を設けることを記念して、初めて開きました。北は宮城、南は沖縄まで全国112の高校から320点のオリジナルのコミック・イラストの応募があり、初代グランプリには、福岡県立城南高校の園田 万莉さんの作品『花晨』が選ばれました。園田さんは作品からストーリー性を感じることができる表現力を高く評価され、グランプリ受賞となりました。加計美術館で行われた表彰式では、作品『積乱雲』が学長賞に選ばれた広島学院高校の磯部 直人くんなどに表彰状が送られました。KCTエリアからは総社南高校1年吉田 実結季さんの作品が入賞しました。主催した倉敷芸術科学大学ではこのコンテストを人材の発掘や学生たちの作品発表の場にしたいと考えています。全国各地から応募があり、今後さらなるコミックイラストの盛り上がりに期待が集まります。加計美術館では優秀賞に選ばれた24点の作品と入選作品76点を今月28日まで展示しています。




