岡山県の特産ピオーネの共進会がきょう(15日)JA岡山西玉島北支店で開かれました。
この共進会は、ピオーネを中心にブドウの品質向上と生産意欲を高め、地産地消を進めていこうと、今年の7月から行われています。2回目の今日は、露地栽培で収穫されたピオーネの品評が行われました。品評会には井原市を中心に、26軒の農家からピオーネが出品され、4房詰めで1箱2キロの商品が対象となりました。審査員は岡山県備中県民局農林水産事業部の職員ら19人が務め、ピオーネの色や形、食感、糖度などを基準に審査を行いました。今年は長梅雨や冷夏の影響でピオーネの育ち具合が心配されましたが、例年と同じように、粒はおよそ20グラム、糖度は18度前後となり、甘さと酸味がちょうど良いバランスに仕上がっているとのことです。今日品評された農家のピオーネは、県内をはじめ、京阪神、東京など幅広い地域に出荷される予定です。また、品評会で「備中県民局長賞」、「倉敷市長賞」などを受賞した優秀な出来のピオーネは、今日の午後3時半から、天満屋倉敷店・食彩館・青果市場で1箱2500円から3000円程度で販売されています。




