あす(5日)からの秋の特別公開に合わせて、大原家旧別邸有隣荘では、美術家辰野登恵子さんの作品展がはじまります。
今回は油絵や版画などで活躍する美術家辰野登恵子さんの作品展を開催。新作の油絵やリトグラフ版画など合計18点が展示されます。今年パリの版画工房で制作されたリトグラフ版画は、日本では珍しい石灰岩の石版を使用。シンプルながらも存在感のある作品となっています。こちらは長野の実家に帰った際に月をテーマにして描いた作品です。月が電線で分断され幾何学的な模様を作り出しています。辰野さんの作品の特徴は、豊かな色づかいと、連続したイメージがつくりだす独特な世界。こちらの作品は辰野さんの最も好きな色のひとつ、ターキシブルーを使った作品です。辰野さんのこだわりを感じることができます。
【インタビュー】◆ 辰野 登恵子さん
大原家旧別宅の有隣荘では春と秋の年2回特別公開を行っています。
今回の特別公開は今月(10月)21日まで行われます。




