「語る喜びと聞く楽しみ」を合言葉に全国の語り手が集う「全日本語りの祭り」が、4日、倉敷市で開幕しました。倉敷では初めての開催で、5日まで「語り」のイベントが続きます。
「全日本語りの祭り」は、NPО法人全日本語りのネットワークが、1992年から2年に一度開いているものです。中国地方では3回目、岡山県で初めての開催となった11回目の大会には、北海道から沖縄まで全国の語り手など延べ800人が2日間に集います。【インタビュー:県外からの参加者は】開会式では、NPО法人全日本語りのネットワーク理事長井上幸弘さんが「語りを通じて絆を深めましょう」と挨拶しました。また、地元倉敷市の伊東香織市長が「語りを聞き、学び、大いに語りの輪を広げてください」と歓迎の言葉を贈りました。続く、記念講演では、岡山県語りのネットワーク会長の立石憲利さんが「岡山と桃太郎」と題して室町時代に生まれた昔話の「桃太郎」がどのように岡山県と結びつき「桃太郎の里・岡山」といわれるようになったのかを話しました。なお、語りの祭りでは、全国の語り手による語りの会が繰り広げられます。




