倉敷市の成人式の見直しについて、倉敷市社会教育委員は、開催形態や会場などを現状維持とする提言をまとめ、教育委員会に提出しました。
倉敷市社会教育委員会議の尾崎聡議長が、教育委員会の近藤幸二委員長を訪れ、提言書を手渡しました。倉敷市社会教育委員会議では、教育委員会からの諮問を受け、去年8月から6回にわたり、成人式の在り方を審議してきました。提言では、開催形態について、平成11年まで行われた地区別の分散開催よりも、現行の1ヵ所開催が望ましいとしました。また、倉敷マスカットスタジアムでの開催だと、天候不順の不安があることから、会場についても見直しを検討しました。しかし、一度に3000人以上を収容でき、成人式にふさわしい大規模屋内施設を確保できないことから、会場の第1候補をマスカットスタジアムにすることが現実的、と結論づけました。その上で、倉敷みらい公園、水島緑地福田公園体育館も、継続して開催の可能性を研究するよう、求めています。教育委員会では、提言書の内容を基本方針として、来年度以降の成人式の在り方を検討していくということです。




