倉敷川を全て舟で下り、まちづくりを考えてみようという教室が13日開かれました。
この教室は、倉敷市内の市民団体「蔵おこし湧湧」がひらいたもので、今年度の倉敷市市民企画提案事業に採用されています。午前中、倉敷川に流れ込む倉敷用水を散策した市民40人は午後、船倉町の親水公園から舟に乗り込み、13.5kmにおよぶ児島湖までの倉敷川の景観を観察しました。倉敷川は、昭和34年に児島湖が締め切られるまでは潮入川で、江戸時代から昭和初期にかけて倉敷と海上交通を結ぶ、大動脈でした。参加者は、こうした歴史背景を学びながら、主催者が用意した「水のきれいさ」や「ごみの量」など6項目のチェックシートに記入し、川の活かし方を考えていました。会では、今回も含めて5回、倉敷川に舟を出していて、今後さらに倉敷川を活かしたまちづくりを市民に呼びかけていくことにしています。




