ケニアの大学院生が、倉敷市中央の岡山大学資源植物科学研究所『岡大植物研』に滞在し、穀物のストレス科学の分野で日本人研究者と共同研究を始めました。
共同研究のため倉敷に滞在しているのは、ケニアのジョモケニアッタ農工大学の大学院生ジュリアス・ムグエルさんとジェームズ・ンジェルさんです。2人は、8月末に来日、岡大植物研の日本人研究者のサポートを受けながら 2ヵ月間かけて、食糧の増産などにつながるケニアの雑穀や小麦の科学的な研究を行っています。この共同研究の取り組みは、国の外郭団体日本学術振興会が、2年前から3カ年で実施しているアフリカの支援プロジェクトの一環で、今年度は、4人の研究者がケニアから岡大植物研に来ることになっています。ジュリアスさんは、ケニアの雑穀『ソルガム』の中にある乾燥に強い遺伝子ついて、ジェームズさんは、ケニアの小麦の酸性土壌における耐性遺伝子について、研究します。この共同研究の取り組みは、研究の成果とともに後日詳しくお伝えします。




