総社市婦人協議会主催の女性の健康支援研修会が、総社市総合福祉センターで開かれました。
約100人が参加した研修会では、総社市婦人協議会の山口久子会長が「いつまでも若く、美しく、元気であるためのヒントを今回の講演からいただき、今後の婦人会活動に生かしていきましょう」と挨拶しました。研修会では、岡山県立大学情報工学部辻博明教授を講師に迎え、「生涯を通した女性の健康づくり」をテーマにした講演を聞きました。2006年に県立大の教授に就任した辻教授は、スポーツ医学が専門で、「健康ウォーキングシューズ」かかとの無い靴の開発で知られています。講演では、「体の健康は、自分の身体能力をすべて出すのではなく、能力をどう使うかで作られていく」と話し、過度な運動は、むしろ健康を害するが適度な運動は、その強度と頻度によって健康を増進できることを説明しました。その上で、女性がいつまでも美しい立ち居振る舞いできる「姿勢」や健康を保つための「呼吸法」や「歩き方」なども紹介しました。研修会参加者は、辻教授の話に耳を傾け健康を維持増進するための適度な運動の大切さを再認識していました。




