下水道の役割などについて理解を深めてもらう地域と下水道のふれあいデーが玉野市の児島湖流域下水道浄化センターで開かれました。
このイベントは、9月10日の下水道の日にあわせて岡山県や玉野市、倉敷市などでつくるふれあいデー実行委員会が毎年、施設を一般開放して開いています。会場では、下水道の仕組みや役割、浄化センターの仕組みについて解説する下水道教室やパネルの展示などが行われました。このうち、下水道教室にはあいにくの雨の中たくさんの家族連れが参加し、施設や市の職員の案内のもと施設内を見学しました。児島湖流域下水道浄化センターでは、岡山市や倉敷市、玉野市など3市1町から出た下水を1日およそ23万トン、処理しています。参加者は、泥と水に分ける沈殿池や微生物を使って水の汚れを分解する施設などを見てまわり下水を処理する過程を職員がわかりやすく解説しました。参加した家族連れは、普段見る機会のない施設内を興味深そうに見ていました。このほか会場では、下水処理場で処理した水で育てたコスモスやハボタンなどの花の苗が無料でプレゼントされ、多くの人で賑わいました。




