水島警察署は、地域の高齢者を対象にした交通安全講習会をきのう(9日)ライフパーク倉敷で開きました。
この講習会は、高齢者に交通安全への意識を高めてもらおうと毎年、秋の交通安全運動の前に行われています。参加したのは、倉敷市の第三福田小学校区内の7つの老人クラブの会員およそ80人です。講習会では、まず、第三福田小学校の6年生2人が、「交通安全に気をつけて元気に過ごしてください」などと書いた手紙およそ180通を、老人クラブの代表者に手渡しました。岡山県内で去年交通事故で亡くなった人は、73人でその6割が高齢者です。水島警察署交通課長の山本二郎さんは、「日が暮れるのが早くなるこの時期は、事故率が高く、明るい色の服を着るようにして、左右をしっかり確認しましょう」と注意を呼びかけました。会場では、水島交通安全協会のシルバーサポートが「不注意による交通事故」をテーマにした寸劇を行い、参加者は、楽しみながら事故の怖さと回避方法を再確認していました。




