玉野市の渋川海岸で、地元の園児たちがきょう、キジハタの稚魚を放流しました。
キジハタの放流を行ったのは、渋川保育園の4歳児と5歳児29人です。この取り組みは、園児たちに自然環境の大切さを知ってもらおうと渋川ライオンズクラブが、3年前から行っています。放流されたのは、玉野市築港の漁業栽培センターで育てられたおよそ500匹のキジハタです。園児たちは、成長を願い掛け声をかけながら、5センチ程度に育ったキジハタを放流しました。きょう放流したキジハタは、瀬戸内ではアコウとも呼ばれる高級魚で、順調に育てば50センチほどになります。きょうは、海岸の清掃作業も行い、園児たちは、ビニール袋を手にタバコの吸殻や花火のごみなどを拾い、自然を守ることの大切さを学んでいました。




