さて、きのうから子ども達の元気な声が学校に帰ってきましたが、心配なのが登下校中の安全です。一学期、全国で集団登校の列に自動車が突っ込むという
悲惨な事故が相次いだことから、総社市では、国道180号の通学路の安全点検が行われました。
安全点検には国土交通省岡山国道事務所をはじめ総社市教育員会や総社警察署の
関係者が参加。国道180号の溝口交差点周辺の朝の通学の様子を視察しました。午前7時50分頃になると、総社中央小学校の14人の児童がこの場所を通って通学します。歩道の幅は狭いところだとおよそ1m。朝の通勤ラッシュの時間帯とあってひっきりなしに車が通り抜けていきます。溝口の横断歩道から国道沿いのおよそ200m区間はガードレールもなく特に雨の日の傘を差しながらの
登校は危険が多く潜んでいます。
この点検は文部科学省と国土交通省、警察庁からの指示で全国の自治体と地元警察などが合同で、初めて実施しました。今回の点検では総社市内で13カ所の
危険な通学路が確認されており、国土交通省岡山国道事務所は最も危険とされる溝口周辺には歩道と車道を区切るポールを早い時期に設置するほか、歩道の拡幅工事に向けた準備を進めていくことにしています。




