倉敷市児島地区の官民で組織する吉備の児島「古事記」編纂1、300年実行委員会は、古事記の神話に島として登場する児島の歴史を伝えようと、児島地区の児童・生徒全員にオリジナルのクリアファイルを贈りました。
贈呈する学校の一つ、倉敷市立味野中学校には、児島商工会議所の会頭で吉備の児島「古事記」編纂1300年実行委員会の高田幸雄実行委員長が訪れ、全校生徒489人分のクリアファイルの目録を小田満思校長に手渡しました。贈られたクリアファイルは、A4サイズで、表に児島が1618年ごろまで島だったころの地図とその島が、古事記の神話で「日本で9番目に誕生した」と伝えられている文章をプリントしています。実行委員会では、1万部を作成し、このうち、およそ7、500部を児島地区の小・中・高校の児童・生徒全員に配ります。クリアファイルは、実行委員会の趣旨に賛同した「小さな親切」運動児島支部が製作しました。実行委員会では、11月に児島市民交流センターで、今年で古事記編纂1300年を記念したシンポジウムを開催予定です。




