伊東香織倉敷市長は、29日に定例会見を開き、7年ぶりに改訂した倉敷市の「洪水・土砂災害ハザードマップ」について説明しました。
ハザードマップには、避難場所、想定される浸水の範囲と深さ、土砂災害の恐れのある場所などが掲載されています。7年ぶりの改訂では、新たに各避難所の海抜を表示し、浸水の深さによって避難所が使用できるかどうか判断しやすいようになっています。平成16年の台風で高潮被害にあった地域を示しているほか、県が追加指定した土砂災害危険地域、急傾斜地の危険個所も表示しました。倉敷市は「津波ハザードマップ」の改訂も検討していますが、国と県による三連動地震を含めた新しい津波想定がまだ示されないため、先行して「洪水・土砂災害ハザードマップ」を更新することにしました。伊東市長は「ハザードマップを使って、それぞれの地域における防災への心構えについて、取り組みを行ってほしい」と述べました。新しいハザードマップは、広報くらしき9月号と一緒に全戸配布しています




