県立倉敷工業高校で、地域の人たちを対象にした染色教室が開かれ、参加者は、染めの魅力や授業の一端に触れました。
倉敷工業高校ファッション技術科の講師松本道子さんの指導もと、29日から3日間、団扇や暖簾づくりに挑戦します。参加したのは、生徒の保護者や地域の人たち14人で、初日は障子紙を染め、団扇を作りました。参加者は、紙を屏風だたみで折ると、染料が染み込み易くなることなどアドバイスを受け、作業に取り掛かりました。たたんだ障子紙は、ヤマモモなど天然素材の染料や染料を固めるための媒染剤に浸しました。障子紙を広げると、様々な色や 模様が浮かび上がりました。この染色教室は、倉敷工業高校の教育活動の一端に触れてもらおうと、毎年、この時期に開かれています。染色教室は、明日(30日)と明後日(31日)も開かれていて、倉敷工業高校では、参加者を受け付けています。




