宇高連絡船が活況を呈していた昭和45年ごろの宇野駅周辺の模型が、玉野市築港の産業振興ビルにお目見えしました。
模型は、縦2・5メートル、横1・2メートル、昭和45年ごろの宇野駅と宇野桟橋の様子を再現しています。宇高連絡船『伊予丸』や当時は、寝台特急ではなく寝台急行だった『瀬戸』など時代考証を重ねたうえで、忠実に制作しました。手がけたのは、宇高連絡船の顕彰活動などに取り組む宇高連絡船愛好会です。以前展示していた模型が、老朽化していたことから新たに設置することになり、3月からおよそ10人で取り組んできました。当時、宇高連絡船で働いていた関係者も訪れ、懐かしそうに模型に見入っていました。お目見えした模型は、ディテールの部分に修正を加え、今年10月には、実際に列車の模型などを走行できるようにする予定です。




