続いては、『玉野週末ダイジェスト』です。週末に玉野市内で行われたニュースをまとめてお伝えします。今回は『海』にまつわるニュースを3本紹介します。
白砂青松の砂浜の魅力を感じてもらうイベント『ビーチライフ in 渋川』が、5日、玉野市の渋川海岸で開かれました。渋川海岸ではビーチフラッグスやビーチサッカーなどの砂浜で楽しむ競技やステージ発表など15のプログラムが、行われました。このイベントはオフシーズンの渋川海岸の魅力をPRしようと、国や県、玉野市などでつくる実行委員会が、去年に続いて開催しました。特徴は、それぞれの競技で日本のトップレベルの実力を持つ選手から直接、指導を受けられることで、トップアスリートのプレーを間近に見ながら、競技を楽しみました。会場には去年とほぼ同じおよそ5000人が訪れ、開放的な雰囲気の中で素足となり、心地よい汗を流していました。
宇高国道フェリーは、5日土曜日から土、日、祝日限定で宇野‐高松間の乗用車乗船料金の大幅割引を始めました。この大幅割引は、高速道路のETC割引に対抗するものです。片道の割引額は普通車820円、軽四自動車320円。これに玉野市が今月から乗用車でフェリーを利用する客に配布している地域共通商品券の額、普通車1500円分、軽四自動車1000円分を合わせると、乗用車の乗船料金が実質980円となります。大幅割引が始まった最初の休日には、早速この割引を耳にした利用者が訪れていました。宇高国道フェリーの利用者数は、高速料金のETC割引以降、土、日で5割程度、平日でも2割から3割程度落ち込んでいます。大幅割引は、土、日、祝日、年末年始限定で来年の2月28日まで実施される予定です。
宇野港では6日、岡山県内の釣りの愛好家たちが釣り場周辺をきれいにしました。この清掃活動は、倉敷や玉野の釣りの愛好家でつくるフィッシングチーム『メバリングinOkayama』が呼びかけました。宇野港には、子どもたちも含め釣りの愛好家11人が集まりました。清掃活動は今年3月の渋川海岸一帯に続いて今回が2回目です。宇野港は市内ではメジャーな釣りのポイントで、年間を通じて釣りを楽しむ人たちの姿が見られます。釣り場周辺には、夏のシーズンに捨てられたゴミが目に付きました。特に、人目の付かない道路の溝や茂みには、弁当柄や空き缶などがたくさんありました。立ち寄った人たちがポイ捨てしたと思われるゴミがほとんどでしたが、中には家庭ゴミも発見されました。幸いにも針や糸など釣りによるゴミは、わずかでした。それでも参加者は、開始してから30分ほどで軽四トラック一台分のゴミを拾い集めました。『メバリングinOkayama』は、年末にも県内の釣りスポットで清掃活動を実施する予定にしています。




