ガラス作家の田井将博さんによる吹きガラス展が、倉敷美観地区の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。
ギャラリーには田井さんが製作した吹きガラスおよそ300点が並んでいます。田井さんは香川県を拠点に活動するガラス作家で倉敷芸術科学大学の第一期生です。透明なガラスに気泡を入れたシンプルな日用使いの器を中心に製作していますが、色合いを表現したオブジェにも挑戦しています。今年新たに製作したのがこちらの赤と白の器です。黒いガラスの上に赤いガラスで層を作り、表面を円形に削ることで下の層にある黒色を出しています。田井さんは個性的な色合いの作品を作る中でも「使いやすさ」「飾りやすさ」に重点を置いています。そのため全ての作品が手に馴染みやすい形に設計されているのも特徴です。田井将博さんの吹きガラス展は今月22日までプラスワンギャラリーで開かれています。




