倉敷市本町の阿智神社で7日、夏祭りが行われました。祭りの中では地元の子どもたちによる『子供備中神楽』が3年ぶりに復活しました。
阿智神社の境内では茅の輪や七夕飾りなどが登場し、たくさんの人で賑わいました。中でも今年の注目は『子供備中神楽』。伝統芸能を通して子どもの健全育成を図る『阿智神社・子供備中神楽育成会』が17年前に始めたものです。子どものメンバー不足により、育成会は3年前から活動を休止していましたが、今年に入ってから5人加わり、今年の夏祭りで復活することになりました。神楽殿では『猿田彦の舞』を披露。出演した子どもたちは今年の2月から月に2回、練習を重ねてきました。通常、ステージに上がるまで1年は掛かるといわれている演目ですが、子どもたちは半年練習を重ねてこの日を迎えました。元気な声と息の合った舞で訪れた人たちの関心を集めていました。
【インタビュー】
●総社西中1年
宇都宮 翼くん
●第三福田小5年
毛利 優里さん
次の神楽披露は10月に阿智神社で行われる秋祭り。より高度な舞を目指して練習を重ねます。




