このところの残暑の中、涼やかな音色を聞かせるスズムシが総社市へ寄贈されました。
飼育ケースいっぱいに繁殖したスズムシを寄贈したのは、総社市泉の岡崎藤雄さん72歳です。スズムシに魅せられた岡崎さんは、10年ほど前から自宅で冬場、スズムシの卵を保温管理し、6月上旬に孵化(ふか)させています。今年は、例年より10日ほど早い5月30日から孵化したスズムシ約3000匹を贈りました。総社市への寄贈は、3年目ですが、今回初めて、「チンチロリン」と清楚な鳴き声を聞かせるマツムシ20匹もプレゼントしました。寄贈されたスズムシは、市役所の窓口をはじめ、保育所、幼稚園などへ配られ、涼やかな音色を楽しんでもらうことになっています。




