工業用水について理解を深めるイベント「フェスタ・イン・工水」が、倉敷市連島町の岡山県企業局工業用水道事務所で開かれました。
このイベントは、地域住民に工業用水の役割を知ってもらい、水の大切さを再認識してもらおうと、毎年開かれています。施設見学ツアーでは、高梁川から引いてきた水を浄化するための沈澱池や配水ポンプ、最大出力800キロワットの太陽光発電パネルを見て回りました。泥と泥を結合させて、水を透明にさせる薬品「硫酸バンド」の仕組みも解説。透明になっていく水の様子を、子どもたちは興味深そうに、見入っていました。また、水島工業高校が開発した水素やバイオディーゼルを燃料に動くカートの試乗会も行われ、多くの人でにぎわいました。




