「体験しよう!植物サイエンス最先端」と題して高校生を対象にした実験体験プログラムが岡山大学資源植物科学研究所で行われました。
夏休みを利用して毎年開かれる岡大資源植物研の実験体験プログラムには、31人の高校生が参加しました。高校の授業にはない、より高度で専門的な実験を体験することで、理科研究の面白さや資源植物研の役割を知ってもらうのがねらいです。【インタビュー・岡山大学且原真木准教授】参加した高校生は、植物の遺伝子や染色体などに関連した4つの実習コースに分かれて実験法を学びました。植物の病気に関するコースでは、タバコの葉を採取してタバコモザイクウイルスに感染しているかどうかを調べました。ウイルスに感染した葉と健康な葉の組織を比較するため葉の組織からタンパク質を抽出する実験を行いました。高校生実験体験プログラムでは、外国人研究者との英語での講習や研究所見学なども一日かけて行われ終了式では、「未来博士号」の修了証が贈られました。




