全国に店舗を展開するステーキ店「ペッパーランチ」で食事をした人が、相次いで食中毒の症状を訴えています。倉敷市保健所は、山口の店舗で食事した倉敷市内の男子小学生が、O―157に感染していたと発表しました。
届出を受けた倉敷市保健所によると、この男子児童は、先月22日の夕方、山口県防府市の佐波川SAに家族と立ち寄った際、ステーキ店「ペッパーランチ」でステーキを食べたということです。一週間後の先月28日になって腹痛や下痢などの食中毒の症状が出たため医療機関を受診したところ腸管出血性大腸菌O―157によるベロ毒素産生が確認され、今月4日になって保健所に届出がありました。この男子児童の症状は、小学校へ登校するまでに回復しているそうですが、倉敷市保健所では、児童の家族についても検査をしています。倉敷市保健所によると、今回の食中毒の症状が、山口県内の店舗で食べたステーキによるものかどうかは、現在のところ不明だということです。




