玉野市の渋川マリン水族館では夏休みにあわせた企画展『わくわく マリンサイエンス』が開かれています。
今回の企画展のテーマは『消える・光る・海の不思議』。まずは水中での魚の見え方についての実験です。水槽の中にいるのはアカマツカサという魚。赤くとても目立つ魚ですが、水深が深く、暗い場所だとどのように見えるのでしょうか?水中に見立てた青いサングラス越しに覗いてみると、赤色が認識できなくなりました。赤は光を吸収しにくい色のため、光の弱くなる水中だと見え辛くなるのです。続いて登場したのはウミホタル。貝の仲間で、国内の広い範囲で生息しています。実験では水中に微量の電気を流して刺激を与えます。すると、体から発光物質を放出しきれいな青色の光を放ちました。ウミホタルが光るのは求愛行動や危険回避行動の一つと言われています。




