倉敷美観地区にあるギャラリーKで、美術作家の櫻井伸也さんが「愛と平和」をテーマにした個展を開いています。
櫻井さんは広島県出身で、大阪芸術大学を卒業後、イタリアで布をベースにしたアートを学びました。スペインや韓国などで展覧会を開くなかで、櫻井さんは外国人からみた広島は、原爆という真っ暗なイメージが強いことに気付きました。そこで、現在の明るい広島の様子をアートで伝えたいという思いから、「愛と平和」のシンボルであるハートを使った色鮮やかな作品が30点展示されています。櫻井さんの作品は、イタリア製のベルベットをベースに、ビニールボンドや木を使った柔らかい素材と固い素材の組み合わせが特徴で、立体感のある作風に仕上がっています。櫻井伸也さんの個展は13日までギャラリーKで開かれています。




