児島地区にある小学校のプールの水をきれいにしようと地元のライオンズクラブが水の浄化作用をもつとされるEM菌を投入しはじめました。
プールへのEM菌の投入は、地元の倉敷瀬戸ライオンズクラブが結成30周年を記念して、倉敷市環境衛生協議会と協力して実施しました。児島小学校から順に児島地区12の小学校でEM菌を投入します。EM菌は乳酸菌などおよそ80の菌の集合体で、水の浄化に効果があるとされています。また、生物に対して害が少ない菌として注目を集めています。プールに投入すると、壁についたコケなどが落ち、掃除がしやすくなるということです。児島小学校では、4年生児童が総合的な学習で環境について学んでいて、この日は4年生の児童152人と倉敷瀬戸ライオンズクラブのメンバーが一緒にペットボトル入りのEM液360リットルをプールに入れました。プール開き前のプール掃除ではこびりついたコケを落とすのが重労働で、学校関係者はEM菌の浄化作用に期待を寄せています。倉敷瀬戸ライオンズクラブでは、今月中に他の小学校のプールにもEM菌を投入するほか、児島マリンプールの屋外プールでも作業をすることにしています。




