倉敷市茶屋町のショッピングセンターで、地域のお祭り「CHA夏茶鬼まつり」が開かれました。
「CHA夏茶鬼まつり」は、つくぼ商工会が中心となり開いているもので、茶屋町の夏を締めくくる恒例のイベントとなっています。
祭りは、茶屋町小学校鬼太鼓クラブの演奏で幕が開けました。
茶屋町小学校鬼太鼓クラブは、茶屋町小学校のクラブ活動の１つで、4年生から6年生までの25人が在籍しています。
月2回のクラブの時間に練習を重ね、学校行事や地域のイベントなどで活躍しているそうです。
続いては、東陽中学校演劇部のダンス発表です。
東陽中学校演劇部は、岡山県中学校演劇コンクールで最優秀賞を獲得し、全国大会の出場を果たした実績を持ちます。
ミュージカル調にアレンジされたレベルの高いダンスを、地域の人たちの前で堂々と披露してくれました。
一方、会場には、地域の人たちが作った屋台コーナーが人気を呼んでいました。
子どもから大人まで、来た人みんなが楽しめるようにと、商工会メンバーや学区のPTAなどが、それぞれ趣向を凝らした出店を用意しました。
こちらは、茶屋町の栄養改善協議会の出店です。
飛ぶように売れているのは、茶屋町の名物料理「鬼じゃ鍋」。
鬼の町、茶屋町の名物を作ろうと、こちらの皆さんが10数年前に考え出しました。
大根や鶏肉など、なんと１３種類も具材が入っていて、栄養満点の料理です。
栄養満点の料理と元気なお母さんたちからパワーをもらえそうです。
茶屋町小学校子ども会の出店も賑わっています。
お店の運営は6年生が中心。地域のお祭りを盛り上げようと一肌脱いで頑張っていました。
楽しいお祭りを影で支えるのは、茶屋町寿クラブの皆さんです。安全で明るい街にするため、こうした地域イベントに積極的に参加し、見回り活動を続けてくれています。
皆さんいつもありがとうございます。
夜もどっぷりと更け、祭りはいっそう盛り上がりを見せてきました。
ステージでは、地元バンドの迫力ある演奏が披露されました。
そして、会場に来ていた茶屋町小学校の5年生が急遽集まり、この春の運動会で踊ったヨサコイソーラン節を地域の人に披露してくれました。
祭りのクライマックスを飾ったのは、茶屋町が誇る和太鼓集団、茶屋町鬼保存会の鬼ばやしです。
地域の人たちにとって、夏最後の良い思い出となったようです。また来年はどんなお祭りとなるのでしょうか、今から楽しみですね。
