倉敷市の鶴形山から向山にかけて整備されている四国ミニ霊場「倉敷八十八カ所霊場」の第59番札所が改築されて、きょう、落慶法要が行われました。
倉敷八十八カ所霊場は、四国にある八十八カ所霊場の地域版として江戸時代に作られました。今回改築が行われたのは、倉敷市船倉町にある第59番札所で国分寺薬師如来をまつる御堂です。長年の間、雨風にさらされ老朽化した瓦や壁などを改修しました。この改築は、2年前に船倉町内会長の長井基親さんと、倉敷八十八カ所霊場会会長の松本邦夫さんが発起人となって、地元からの寄付金で行いました。きょうの落慶法要には、倉敷八十八カ所霊場会のメンバーや地域住民およそ20人が集まり、完成を喜んでいました。巡礼は、毎年春と秋に行われていて、次回は、11月7日の予定です。




