6月17日(日)、倉敷市真備町の岡田地区では、恒例の「しょうぶ祭り」が開かれました。住民同士の交流を深めた「しょうぶ祭り」の様子をご紹介します。
倉敷市真備町岡田地区では、2004年に整備した「菖蒲園」で花が咲く時期に毎年、「しょうぶ祭り」を開いています。8回目の今年は、前日の雨の影響で岡田小学校の体育館に会場を移して行われました。ステージでは、和太鼓を皮切りに、ハーモニカ、踊りなど住民有志によるさまざまな演技発表が行われました。特に今年は、岡田地区まちづくり推進協議会が手作りした紙芝居が上演され注目を集めました。紙芝居は、作家横溝正史が真備町岡田地区で疎開生活を送った当時の様子を描いたもので、住民との交流や、ミステリー作品を創作したエピソードなどが紹介されています。なお、会場には、幼稚園児と小学一年生がお菓子や抹茶を運んでもてなす子ども茶席が設けられたほか、小学生の願いが託された折り紙のショウブの花が飾られ、岡田しょうぶ祭りに花を添えていました。




