用の美を追求するガラス作家石川昌浩さんの個展が、倉敷美観地区の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。
石川昌浩さんは、倉敷芸術科学大学時代に倉敷ガラスの小谷眞三さんに師事し、現在は、早島町の工房でシンプルな日常使いの器を作っています。今回の個展では、コップや皿などおよそ500点を展示しています。石川さんのガラスは、ハチミツ色の透明な器が特徴ですが、今回は、紫色のガラスも並べました。会場には、写真家の大沼ショージさんが捉えた石川さんの作品のモノクロ写真や身近な花も作品に添えられていて、石川さんの作り出すシンプルなガラスの魅力を引き立てています。石川さんは、去年、最年少35歳で日本最大規模の公募展国画会工藝部会友賞、準会員に推挙されるなど評価を高めています。石川昌浩さんのガラス展は、7月1日(日)まで日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。




