映画やテレビのロケ誘致を目指すそうじゃフィルムコミッションは、総社を舞台にした短編映画「鬼の城(おにのしろ)」の製作を9月から始めることにしました。
総社市観光協会、総社商工会議所など20の団体でつくるそうじゃフィルムコミッションは、去年初めて募集した「そうじゃシナリオ・小説コンテスト」での大賞作品「鬼の城」を原作とする短編映画を制作することを今年度の総会で決めました。製作は、岡山県立大学や映像制作会社などが行い8月中のオーディションで出演者を決める予定です。9月から撮影を始めて来年春に15分程度のパイロット版を完成させる計画です。製作費はおよそ140万円でエキストラやスタッフなども市民から公募する予定です。原作の「鬼の城」は、総社市の鬼ノ城と宝福寺を舞台に心に陰のある不登校の少女が鬼ノ城で出会った温羅と名乗る少年と心を通わせていくラブストーリーです。片岡聡一総社市長は、「この映画の製作が全国に総社の魅力を知ってもらう起爆剤になれば・・」と制作に意欲を見せています。なお、シナリオ・小説コンテストの審査員を務めた俳優の八名信夫さんの友情出演が決まっています。




