貴重な植物や昆虫が生息するヒイゴ池湿地の保全活動に取り組む北の吉備路保全協会は、20年ぶりに環境調査を実施することになりました。
調査は、北の吉備路保全協会が委嘱した岡山大学や倉敷市立自然史博物館の研究員があたり、1年3ヵ月をかけて調査します。ヒイゴ池湿地はおよそ9000㎡で世界最小級のハッチョウトンボやサギソウなど貴重な昆虫や植物を観察することができます。環境調査は、道路整備前に旧日本道路公団が調査したデータしか残っておらず、20年が経過し、環境がどう変化しているかを調べようと活動に協力している総社北小学校からの寄付金などを活用し実施します。調査は今月から始まり、収集したデータは冊子にまとめるほか、パンフレットを制作し今後の保全活動に役立てることにしています。




