梅雨や台風の大雨災害などに備えようと、倉敷市の水島消防署と水島支所が合同で、水防訓練を行いました。
訓練には、消防署から18人、水島支所から11人の職員が参加。岡山県下全域に、大雨洪水警報が発表され、河川や用水路の水位が上昇し、危険な状態であることを想定して行われました。まず、参加者全員で200個の土のう作りに取り掛かりました。2人1組で、手際よく作れるかがポイントで、 参加者は、声を掛け合いながら取り組みます。積み土のう工法による、河川の氾濫などに備える訓練も行いました。川側に3段、岸側に2段土のうを積み、ブルーシートで覆うことで強度が増し、コンクリート堤防の代わりになるということです。また、タコと呼ばれる道具を使った、木くい打ち込みの実技もあり、参加者は熱心に取り組んでいました。水島地区では、去年9月の台風12号上陸で、河川や用水路の氾濫が発生。住宅の浸水被害が相次ぐなどしたため、防災対策への一層の強化が求められています。




