総社市立総社北小学校の児童が、総社市福井のヒイゴ池湿地で自然観察を行いました。
自然観察には、総社北小の6年生児童およそ50人が参加しました。児童たちは、湿地の整備を行う「北の吉備路保全協会」会員や市の職員の案内で、湿地を回りました。総社北小は、毎年、湿地の保全に役立ててもらおうと、アルミ缶回収などの収益を協会に寄附しています。協会では、その寄附金で、湿地の生き物を紹介する看板などを設置しています。児童たちは、湿地に生息している「ハッチョウトンボ」や「ノハナショウブ」などの観察を通して、環境保全の大切さを学んでいました。ヒイゴ池湿地は、平成5年、岡山自動車道建設の際に存在が明らかになり保全活動が始まりました。来年は、保存活動開始から20年を迎えるため、「北の吉備路保全協会」は、今月から来年9月にかけて改めて湿地の環境調査をする予定です。




