倉敷市は、伊東香織市長2期目の肉付け予算となる6月補正予算案を発表しました。
一般会計は、16億4100万円を計上し、補正後では、去年の同じ時期と比べて2.4%の減少。4年前の肉付け予算と比べると補正規模は小粒ですが、伊東香織市長が2期目で掲げた公約に関連した事業は、22事業、6億5500万円と、積極的に盛り込んでいます。主な市長公約事業では、築39年と老朽化している児島市民病院の建て替えを検討するための基本計画策定費に800万円、ふなおワイナリーに団体客を受け入れるための施設整備に3200万円、幼稚園12園、保育園6園の耐震補強工事に関する経費に5100万円を計上しています。また、美観地区にある国指定重要文化財の井上家住宅の保存修理事業を始めるための調査・設計費、天満屋倉敷店東側に市営駐車場を整備するための基礎調査にかかる費用、倉敷市単独では初めてとなる、フランス・パリでのシティセールスを開催する費用も、予算化しました。6月補正予算案は、11日開会の6月定例市議会に上程されます。




