倉敷市の重要文化財に指定されている倉敷市東町の楠戸家住宅・はしまや呉服店で、恒例のサツキの一般公開が始まりました。
楠戸家住宅の中庭に咲く大きなサツキは、樹齢250年以上で、明治の初めごろに移植されました。毎年花を咲かせるこの時期に、住宅の内部とともに一般公開していて、今年で20年目です。今年のサツキは、春先の冷え込みの影響で例年より10日ほど遅く開花し、満開にはもう数日かかるということです。それでも、鮮やかなピンク色の花を咲かせていて、訪れた人たちの目を楽しませていました。一般公開の期間中は、所蔵している濱田庄司やバーナード・リーチの陶芸品なども展示されています。『はしまや・さつき展』は、4日まで倉敷市東町の楠戸家住宅・はしまや呉服店で開かれています。




