総社市消防本部と消防署が発足50周年を迎え、記念式典が行われました。
式典では、片岡聡一市長が「50年の歴史を礎に、これまで以上に結束して、さらに新しい歴史を積み重ねていってほしい」と挨拶。続いて、総社市消防団長の関攝夫さんが「消防や警察、自主防災組織などが連携し、熱意・創意工夫をもって、よりいっそう職務に励みたい」と話しました。また、前消防団長の高見章郎さんや前総社市防火協会会長の藤田悦夫さんなど4人に、感謝状が贈られました。総社市消防本部・消防署は、昭和37年6月1日に、15人の職員で発足しました。現在は、本部と消防署、2つの出張所があり、104人の職員が、市民の安全を守っています。式典のあと、屋外で火災・救急・救助に対する総合訓練が行われました。岡山県南に震度7の地震が発生したと想定。火災の発生した建物からはしご車や救急車、防災ヘリ「きび」による連携で、逃げ遅れた人を助け出しました。総社市内での火災は、今年に入って5月30日現在で7件、去年の同じ時期に比べて半分以下となっていますが、職員たちは万が一の自体に備えて、団結を強めていました。




