倉敷市船穂町で生産が盛んなブドウの女王「マスカット・オブ・アレキサンドリア」が、初出荷されました。
平本純大さんのビニルハウスでは、早期加温もののマスカットをおよそ10アール栽培していて、早朝から家族4人で収穫作業に取り掛かりました。今年は、重油の高騰や春先の天候不順などで厳しい生育環境でしたが、出荷直前の5月は好天に恵まれ、糖度は17度以上と高く、色や形、味も上々の出来だそうです。出荷場には、この日収穫されたマスカットおよそ900キロが、次々と運び込まれました。JAの職員によって、糖度や玉の大きさなどを判断し、等級がつけられると、ベルトコンベアに乗せられ、トラックに積み込まれました。「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は、全国各地の市場に卸され、28日には、東京築地市場で、石井正弘岡山県知事がトップセールスを行います。船穂町のマスカットは、8月ごろまで収穫が続き、合計で150トンの出荷を見込んでいます。




