田植えシーズンを前に用水路の護岸清掃で刈り取った雑草の中からヘイケボタルを救い出す取り組みが22日の夜、倉敷市酒津で行われました。
この取り組みは倉敷をホタルいっぱいの町にしようとホタルの復活を目指す市民グループ「酒津のホタルを親しむ会」が呼びかけて行いました。酒津貯水池の脇には刈り取られた雑草が山積みにされ、集まった会のメンバー16人が丁寧に掻き分けてホタルを一匹ずつ捕まえケースに移していきました。この雑草は、数日後に焼却処分されます。この中にホタルがいるということを発見した会のメンバーが4年前から救出プロジェクトとして取り組みをはじめ、去年はおよそ600匹ものホタルを救いました。今年は1時間ほどの作業でおよそ180匹のホタルを捕獲しました。救い出したホタルは数日間、会のメンバーで保管し、産卵させたあと、再び用水路に戻す計画です。




