倉敷市出身の洋画家、故河原修平の門下生による絵画グループ「燈仄会」の50回目の記念作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
燈仄会は、河原修平が心酔した日本の抽象絵画の先駆者坂田一男が発案し、1956年に発足した会です。現在会員は、河原修平の門下生33人で構成され、岡山県だけでなく国内外でも作家活動を行っている会員もいます。今回、50回目の節目を迎えた記念展では、長年芸術活動を続けている会員の作品をはじめ「燈仄会」の師である河原修平、坂田一男や、河原修平が師と仰いだ佐藤一章、倉敷の芸術文化を 河原修平と共にけん引してきた三橋健の作品あわせて、108点が展示されています。「燈仄」とは、河原修平や坂田一男が追求した芸術活動へのあるべき姿のことで、絵画の不変的基礎を主体に自己の内面にあるものを表現することを意味します。【インタビュー】燈仄会事務局 渡辺 暉夫さん。河原修平、坂田一男の教えを原点に、50年に渡る絵画や立体などさまざまな表現活動を続けてきた「燈仄会」会員のによる50回記念展は27日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




