岡山県原水協は、倉敷市役所本庁市民ホールで、「原爆と人間」と題した写真パネル展を開いています。
原水爆禁止岡山県協議会主催の「原爆と人間」写真展は、先日、ウィーンで開かれた核拡散防止条約NPT会議での原爆展に呼応して、すべての都道府県で開催する取り組みの一環です。会場には、日本原水協が作成した原爆写真や被爆者が描いた原爆の絵など34枚のパネルが展示されています。広島と長崎に投下された原子爆弾をはじめ、被爆直後の様子を捉えた写真や水を求めてさまよう被爆者の姿などを描いた絵は、原爆投下によって町がどのように破壊され、人々がどのような死に方をしたかなど改めて原爆の恐ろしさや悲惨さを訴えています。また、これまで被爆者がどのように闘ってきたかなど核兵器廃絶運動の一端を知ることができます。さらに、今回は、福島原発事故を受けて開催された去年9月の「さよなら原発集会」の写真パネルも展示され放射能汚染から人類を守る脱原発運動も紹介しています。原爆の怖さと平和の大切さを訴える「原爆と人間」写真展は、24日(木)まで倉敷市役所一階市民ホールで開かれています。




