「鷲羽山の景観を考える会」は、家族連れなどを対象にした海辺の生き物観察会を鷲羽山で開きました。
家族連れなどおよそ70人が、参加しました。この観察会は、国立公園の自然にふれてもらおうと、地域住民などでつくる「鷲羽山の景観を考える会」が去年から開いています。参加者は、海辺で観察する際の注意点を聞いた後、鷲羽山の山頂近くから海岸に移動しました。海岸には、砂浜が広がっていて、さらに磯もあり、たくさんの生き物たちと出会いました。子どもたちは、自分たちの知らない生き物を見つけると、大人たちに尋ねていました。この日 採取したのは、「イソスジエビ」や「ヤドカリ」、「ウミウシ」などおよそ50種類です。
体の表面に藻をつけて外敵から身を守る「イソクズガニ」を見つけることもできました。景観を考える会のメンバーによると、最近、この辺りでは、あまり見られなくなったそうです。
【インタビュー】◆ 鷲羽山の景観を考える会福山邦弘事務局長
「鷲羽山の景観を考える会」では、ドングリを使ったクラフト教室を6月に開くことにしていて、さらに多くの人たちに鷲羽山の魅力を伝えていくことにしています。




