水島地区の5月の恒例行事「水島ふれあいまつり」が、常磐町商店街と栄町商店街で開かれました。
水島ふれあいまつりは、水島商店街振興連盟が主催して、春と秋の年2回行われています。去年までは、常磐町商店街を会場に行っていましたが、イベントの拡大を狙い、新たに栄町商店街も会場に加えました。フリーマーケット やグルメコーナーなど71のブースが、並びました。中でも注目を集めていたのが、「ピーポー弁当」です。ピーポーとは、水島臨海鉄道の通称で汽笛が「ピーポー」と鳴っていたことから、この名前で地元の人たちに親しまれてきました。車体に見立てたおにぎりに窓をイメージした海苔を付け、レンコンで車輪を表現しています。弁当を考案したのは、倉敷市立第五福田小学校4年生の児童たち。社会科の授業で、水島の町の活性化策を考える中から生まれた弁当です。売れ行きも好調で、当初の予定を大きく上回る人気となりました。水島ふれあいまつりは、20年前に水島臨海鉄道が高架されたことを記念して始まりました。毎回およそ4、000人が訪れる人気のイベントとして、定着しています。
【インタビュー】
水島商店街振興連盟
藤原 義昭会長




