倉敷市酒津を拠点に作陶する酒津焼の窯元で、今年の窯出し展が開かれています。
窯出し展では、酒津焼窯元の5代目岡本章さんと、長男の研作さん、二男の和明さんの3人が、今年焼き上げた新作およそ200点を披露しています。酒津焼は、明治2年に初代の岡本末吉さんが開いた倉敷を代表する窯です。昭和初期に、民芸作家の指導を受けたことで、今は日常使いの器として愛されています。地元の良質な粘土を使った、肉厚でやわらかい色合いの仕上がりが特徴。伝統を受け継いだシンプルな陶器のほか、現代的なデザインを取り入れた斬新な作品も入り混じっています.酒津焼の窯出し展は、28日まで開かれています。




