雑穀生産の普及を進めている玉野市で、雑穀栽培の講習会が、開かれました。
講習会には、雑穀栽培に取り組んでいる農家など12人が参加し、岡山農業普及指導センターの職員から収量増産の方法などを聞きました。玉野市は、増加している耕作放棄地の解消策として、平成19年に農業関係者などで雑穀生産振興研究会を組織。ヘルシーで人気のキビやハトムギ、それに去年からはソバを耕作放棄地などを活用し、生産してきました。平成23年度は、20戸の農家などが2・4ヘクタールで雑穀を栽培していて、 1・6トンを収穫、少しずつ伸びてきています。講習会では、センターの職員から「雑穀は雨に弱いため、溝や畝などを作って」などと収量増産の方法を教わりました。玉野市では、引き続き、雑穀の生産農家を募集していて、希望者にはキビの種を無料で配布しています。




