倉敷芸術科学大学・芸術学部の公開講座が始まりました。今年のテーマは、「ファッションを語る」。第1回は、日本テキスタイルデザイン協会理事長の寺井洋介さんによる講義が行われました。
倉敷芸科大では、大学の知識を地域へ還流する目的で芸術学部主催の公開講座を毎年開催しています。一般市民だけでなく、多くの学生も受講しています。今年は、「ファッションを語る」をテーマにした公開講座で、第1回は、ユニチカでデザイン開発などを手がけ、現在は、日本テキスタイルデザイン協会理事長の寺井洋介さんを講師に迎えました。寺井さんは、「これまでの大量生産・大量消費によるファスト ファッションに対して、これからは、値段は高くても良質で長くつかわれるためのスロー ファッションが求められている。創り手は、消費者が何を欲しがっているのかに着目してビジネスを考えていく時代になっている」と話しました。なお、「ファッションを語る」第2回公開講座は、神戸芸術工科大学教授の戸矢崎満雄さんを講師に5月15日(火)午後3時から4時半まで倉敷芸科大2号館で開かれます。




