先日、倉敷市本町の倉敷公民館で、クラシックコンサート講座と題した催しが開かれました。
会場には、イベントの開催を待ちかねた人たちが次々と詰め掛けました。
こうした生演奏に加え、この日はもう一つ、ユニークな演奏が披露されたのです。蓄音機で聴くSPレコードの鑑賞会です。
倉敷公民館3階の音楽図書室には、CDやレコード・音楽書籍など、およそ1万3000点が所蔵されています。
こちらは、大原總一郎さんがこよなく愛した蓄音機、そして「大原コレクション」と呼ばれる、2000枚にも及ぶSPレコードです。これらは、息子の謙一郎さんが寄贈したものです。
クラシック音楽が好きだったという大原總一郎さんは、この音楽図書室の設立を発案し開設に尽力をしました。
今回の演奏会では、「大原コレクション」の中から厳選された4曲を、およそ100年前に作られたとされる、ぜんまい式の蓄音機「チニー2p」を使って聴くことにしました。
鑑賞は、実のコンサートと同様にお辞儀と拍手で始まりました。
演奏が途絶えぬよう、途中、ぜんまいを巻き足しながらの鑑賞となります。
ぜんまいが駆動する、「カリカリカリ」という音が、音楽とあい重なり観客たちをノスタルジックな世界へといざなってくれました。




