雇用型の障がい者施設『グリーンファーム』が、総社市秦に本格オープンしました。
開所式には、施設の従業員や関係者、それに総社市の職員などが出席。総社市の片岡聡一市長と社団法人『岡山障害者地域生活支援センターグリーンファーム』の萩原義文理事長が、地産地消の看板を設置しました。従業員を代表して藤村絋太郎さんが、「おいしいと喜ばれる野菜づくりを一所懸命にがんばります」と宣誓文を読み上げました。『グリーンファーム』は、従来の職業訓練を目的とした施設ではなく、障がい者の継続的な雇用を図る施設で、国や県、総社市が支援しています。今年2月から数人で開所していて、このほど、従業員が7人になったことから、本格オープン。総社市内の5カ所のビニールハウスなど合わせて50アールで、ミニトマトやタマネギなど7品目を生産・出荷しています。生産した野菜は、市内の産直市で販売されているほか、学校給食にも使用されます。グリーンファームでは、今後、野菜の加工場なども整備の予定で、15人程度の雇用を目指しています。『障がい者の千人雇用』の取り組みを行っている総社市では、3例目の障がい者雇用施設のオープンです。




