倉敷美観地区にある大原家別邸の有隣荘で、あす27日から「春の特別公開」が始まります。
有隣荘では毎年春と秋の年2回、一般に特別公開を行っています。
今回の公開では改めて「名建築としての有隣荘」を知ってもらうことを中心に企画されています。昭和3年に建てられた有隣荘は様々な文化が融合しているのが特徴です。今回初めて公開される食堂は窓や天井の模様に中国の文化を感じ取ることができます。また、今回展示する美術品は、多文化が融合した作品を集めています。和の屏風に天使が描かれた作品や、エジプトで模倣された中国風の陶片など、大原美術館が所蔵している異文化融合の作品が並んでいます。
【インタビュー】◆大原美術館孝岡睦子学芸員
春の有隣荘特別公開は5月6日まで開かれます。




