社会人野球のJABA岡山大会で、地元のJFE西日本が、初優勝を果たし、社会人野球日本選手権大会の出場権を手にしました。
ここまで無敗で決勝戦に挑んだJFE西日本の相手は、なんとJFE東日本。JFE東西対決という珍しい一戦となりました。JFE西日本が決勝戦のマウンドを託したのは、岩澤。ランナーを背負いながらも、粘りのピッチングで切り抜け、ゼロ行進を続けます。JFE西日本が1点リードして迎えた7回、ヒットとファーボールなどで2アウト満塁の山場を迎え、バッターは、JFE東日本の2番、岩崎。ショート岡の好守の救われ、なんとかピンチを切り抜けます。ここを乗り切った8回、JFE西日本は2アウト3塁と追加点のチャンスを迎え、打席には、4番、高岡。しかし、サードゴロに倒れ、岩澤を援護できません。それでも9回、2アウト2、3塁で、9番の松浦。右中間を破る2点タイムリースリーベースを放ち、貴重な追加点を奪います。その裏、岩澤は9回を3人で打ち取り、6安打完封。JFE西日本の初優勝を導きました。JABA岡山大会での優勝は、2003年の創部以来初めて。合併前のチームから数えると、13年ぶりです。日本選手権の出場は、4大会連続7回目となります。チームは、6月の都市対抗野球大会地区予選に向けて、調整が続きます。




